展示会の1小間ブースに効果的なレイアウト術を徹底解説します
展示会でできるだけ多くの人にブースに訪れてもらい成果に結び付けるには、展示会場内での立地や来場者の動線を意識したレイアウトが重要です。本記事では、展示会の1小間ブースにおけるレイアウトの重要性と押さえるべきポイントを分かりやすく解説します。
展示会のブースレイアウトで押さえるべきポイント
展示会のブースレイアウトを検討する上で押さえるべきポイントは下記の5つです。
1.展示品は見やすいか・手に取りやすいか
最初に押さえるべきポイントは、展示品の見やすさです。展示ブースで商談に結び付けるには来場者に展示品を手に取って見てもらうことが第一ステップです。そのため、このポイントは確実に押さえる必要があります。
1小間ブースでは、展示品を見やすく・手に取りやすくするため、展示台を通路手前に設置するのがセオリーですが、展示台を通路手前に設置すると展示スペースが限られてしまうというデメリットも出てきます。展示スペースを広く取るために展示台をブースの奥に設置する必要がある場合は、来場者の警戒心を下げるため、入り口の開口部を広く取るなどの対策が必要です。
2.壁面ポスター・タペストリーなどのツールは見やすいか
次に押さえるべきポイントは、壁面ポスター・タペストリーなどのツールの見やすさです。
展示台を通路手前に設置した場合は、展示台と壁面ポスターやタペストリーとの距離が遠くなり、壁面ポスターが見づらくなりがちです。そのため、展示台を通路手前に設置した場合は、壁面ポスターやタペストリーの文字が遠くからでも見えるように大きくする必要があります。展示台をブースの奥に設置した場合は、展示品と壁面ポスター・タペストリーの距離が近いため、壁面ポスター・タペストリーの文字の大きさは比較的小さくて済みます。
3.来場者の導線とスタッフの動線は確保できているか
次のポイントは、ブースへの来場者・スタッフの動線が確保できているかです。特に初めて展示会に出展する場合は、来場者の動線は検討していても、スタッフの動線まで検討していないケースが多くあります。
特に展示台をブースの奥に設置する場合は、来場者がブースに入りづらくなったり、スタッフが来場者の動線を妨げてしまうことがあります。
4.来場者の警戒心を助長させないか
次のポイントは、ブースへの来場者の警戒心を助長させないかです。特に1小間ブースで展示台を奥側に設置した場合、来場者がブースの奥まで入るのは心理的に抵抗を感じ勇気がいるため、奥まで入ってもらえるための対策が必要になってきます。また、スタッフが来場者と会話をする際、対面で話すよりも横に並んで話す方が警戒心は下がるため、スタッフが来場者と横に並べるスペースを確保する必要があります。
5.ストックスペースは確保できているか
最後のポイントは、ストックスペースは確保できているかです。スタッフの手荷物やパンフレット、チラシなどの保管のためストックスペースは必ず必要ですが、1小間ブースはスペースが限られている為、ストックスペースを効率よく確保する必要があります。展示台下をテーブルクロスで目隠ししてパンフレットやノベルティを置くと、見た目を崩さず効率的に使えます。

ストックスペースの例:展示台下をテーブルクロスで目隠ししてパンフレットやノベルティを置くと、見た目を崩さず効率的に使えます。
ブースレイアウトの種類
次にブースのレイアウトの種類をお伝えします。前項の5つのポイントを押さえればどのようなレイアウトでもいい、ということになりますが、5つのポイントをベースにレイアウトを検討していくと、実は下記の3種類のブースレイアウトに行きつきます。それぞれの特徴をお伝えします。

①展示品フロント設置型
展示品フロント設置型は、来場者が展示品を最も見やすく・手に取りやすいレイアウトです。来場者の警戒心も最も低くなるレイアウトですが、展示台を通路手前に設置するため、展示スペースが限られてしまうというデメリットもあります。また、壁面ポスターやタペストリーとの距離が離れてしまうため、文字のサイズを大きくする必要があります。ストックスペースは、展示台の下を有効活用します。テーブルクロスを展示台に敷き目隠しします。
②開放型
開放型は、サンプルの種類や数が多いケースなど、広い展示スペースの確保が必要な場合に適したレイアウトです。展示台と壁面ポスター・タペストリーとの距離を短くできるため、スタッフは説明がしやすいというメリットがあります。デメリットとしては、1小間ブースだと来場者はブースの奥へ行くのは抵抗感があるため入りづらい点です。開口部を広く取ったり、開口部のパラペット(上のハリ)をなくすなどの対策が必要です。
開放型レイアウトでもストックスペースは展示台の下となり、展示台の大きさに比例したスペースが確保できます。
③顧客回遊型
顧客回遊型は、商品・サービスの開発工程などの説明する際に適したレイアウトです。
客動線とスタッフ動線の両方を想定してレイアウトを検討する必要がありますが、1小間ブースですと客導線とスタッフ動線の両方の確保は難しいため、2小間以上に適したレイアウトと言えます。
1小間ブースのレイアウトで迷ったら
特に初めて展示会出展でレイアウトに迷ったら①展示品正面設置のレイアウトをおすすめします。理由は、展示品正面設置には展示台のスペースが限られてしまうデメリットはありますが、長さ3m(厳密には2.8m)の展示台には意外と多くの展示品を置けます。また、小規模・中小企業の展示会出展では、「出展のテーマを1つに絞る」ことが鉄則ですので、展示品も厳選する必要があるからです。留意点としては、来場者と壁面ポスター・タペストリーとの距離が離れてしまうため、文字のサイズを大きくするなどの対策を講じ、見やすくすることです。
また、下図のようにバックヤードをブース後方に設置すると、来場者と壁面ポスター・タペストリーとの距離を短くできる上にバックヤードのスペースも広く確保できるため、効果的です。

まとめ|展示会ブースレイアウト1小間を成功させるポイント
-
展示品は通路側で視認性を高める
-
壁面デザインでブランドを伝える
-
来場者とスタッフの動線を両立させる
-
開口部を広げて心理的ハードルを下げる
-
展示台下をストックスペースとして活用する
限られた1小間ブースでも、レイアウト次第で集客力は大きく変わります。展示会で成果を最大化するために、ぜひ本記事を参考にしてください。
中小企業の展示会出展はセールス・トータルサポーターズにご相談下さい
セールス・トータルサポーターズでは、中小企業の展示会を“出展で終わらせず、成果へとつなげる”ために、戦略設計から運営・フォローまでをワンストップで支援しています。
展示会出展についてのお困りごとは是非一度、セールス・トータルサポーターズにお問い合わせください。


この記事へのコメントはありません。