展示会タペストリーで伝わるブースを作る|見せ方の工夫と事例
展示会タペストリーで伝わるブースを作るために
「展示会 タペストリー」で検索しても、上位に出てくるのは装飾業者や施工会社のページばかり。
そのため、「どんなデザインにすれば伝わるのか」「何を載せれば成果につながるのか」「どのサイズで作るのが最適なのか」と悩む中小企業の担当者も少なくありません。
本記事では、展示会タペストリーを“装飾”ではなく“営業ツール”として活用するための、デザイン構成・サイズ選び・見せ方の工夫を、実際の出展事例を交えて解説します。
タペストリーの役割は「ブースの訴求度を上げる」こと
タペストリーは単なる装飾ではなく、「誰に」「何を伝えるか」を空間全体で表現する広告ツールです。
展示会の来場者は、わずか3秒でブースの印象を判断すると言われています。
そのため、色・構成・キャッチコピーの3要素で一目で理解できる“伝わる設計”が重要です。
会社紹介よりも、まず「どんな課題を、どの相手に、どのように解決できるのか」を明確に伝えましょう。
1小間ブースに最適なタペストリー構成とサイズ設計
展示会の標準的な1小間ブース(幅3m×奥行3m×高さ2.7m)では、タペストリーを使った壁面演出が最も手軽かつ効果的です。
ただし、タペストリーのサイズを小さくしてしまうと、壁面の白いパネルが見えてしまい、「準備を省いた印象」を与えてしまうこともあります。
基本的な考え方は、“大きければ大きいほど良い”。
壁をしっかり覆うことで訴求面積を最大化でき、通路側からの視認性も高まります。
おすすめは、幅0.96〜0.98m × 高さ2.5〜2.6mのタペストリーを3枚並べる構成。
遠目では継ぎ目がほとんど見えず、見た目にも美しく仕上がります。
設営は2名で約30分、工具不要。車での搬入も容易です。

縦長のタペストリーにすると持ち運びがしやすい
取り付けは上部にフックをつけて吊り下げる方式がおすすめ。
システムパネルに直接フックを引っ掛けるだけで設営でき、施工業者を手配する必要もありません。
また、多くの会場で防炎加工済み素材が必須です。
軽量で発色がよく、しわになりにくい防炎トロマットが定番です。必ず防炎ラベルを取得しましょう。
タペストリーのデザイン構成と見せ方の工夫
タペストリーを効果的に活用するには、通路を歩く来場者が3秒で理解できるメッセージ設計が鍵です。
中央には訴求コピーを配置し、視線が自然に流れるように構成することが重要です。
色やレイアウトはシンプルにまとめ、全体の統一感を意識しましょう。
また、照明の反射を防ぐマット素材を選ぶことで、ブース全体が見やすく信頼感のある印象になります。
中小企業のタペストリーの事例
金属プレス加工を手掛ける佐藤金属工業株式会社では、角小間ブースの正面と側面の2面を活用し、計6枚のタペストリーで白いパネルを覆う構成としました。
白パネルを見せないことで完成度と統一感が生まれ、「課題提示 → 解決提案 → 実績紹介」の流れで来場者が自然に理解できるレイアウトです。

■ 正面(3枚構成)
- 中央にメインコピー:
「手のひらサイズのプレス加工 試作から量産までサポート!」 - 下段に実績(数値)を3点表示:
- 大ロット 400,000個/月
- 小ロット 5,000個/月
- 板鍛造 50,000個/月
- 上段はコピーを大きく、下段は写真+数値で視認性と理解を両立。
■ 左側面(3枚構成)
- 入口側1枚目に課題提起:
「金属部品の量産加工でお困りではありませんか?」 - 続く2枚で課題の具体化と解決提案:
- 「手のひらサイズの金属部品ができる業者が見つからない…」
- 「量産案件の立ち上げ段階から相談したい」
- 下部には「手のひらサイズの量産化」「開発初期から伴走します」などの解決提案を明快に掲示。
■ デザインと設営のポイント
- 配色は青×白で清潔感と統一感を演出。
- 照明反射を抑えるマット素材(防炎トロマット)を採用。
- 2名で約30分の設営。施工業者は不要。
派手な装飾に頼らず、タペストリー中心でブース全体の印象を整え、
訴求力とコストパフォーマンスを両立した好事例です。
まとめ|タペストリーは“装飾”ではなく“伝えるデザイン”
展示会の成果を左右するのは、派手な見た目ではなく「伝わりやすさ」です。
タペストリーを活用すれば、施工会社に依頼せずとも、限られた予算で統一感と訴求力を両立できます。
ブース全体を“広告”として捉え、来場者が立ち止まる理由を設計することが、成果への第一歩です。
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